ちょっと頼まれ事で、ChefServerについての文書を書いています。
目的はとあるサービスのプロモーションですが、ChefServer自体は特に何かのサービスに依存するというものでは無いのでそのつもりでまえがきを書いてみました。
まだまだドラフト版ですが、折角なので載せちゃおう。
ChefServerで考えなおそう構成管理と運用保守(Draft)
まえがき
この文書を手にとったあなたは、コンピュータシステムの構成管理と運用保守に少なからず関わっているものと思います。そして構成管理の省力化、運用保守の自動化に興味があるのでしょう。もちろん本文書の対象はそういった方々ですが、タイトルのChefServerを扱う前にすこしシステム管理についての考察にお付き合いください。
現在サーバの構成管理はどうしていますか? Excelにて作成した管理台帳をパソコンで保守し、共有フォルダで管理しているのでしょうか、Accessやひょっとすると自作のWebアプリケーションでしょうか。
それでは、管理台帳を更新する・参照する役割はどこにあるでしょう、たいていどちらも管理者=人間にありますね。
さて、あなたは管理台帳の元にあるシステムを更新します。いきなり管理台帳を更新するわけにはいきません、現状からどのような変更があるかと更新計画を立て、管理台帳を元に対象を絞込んで更新作業を実施して、管理台帳を更新するという手順を踏むことでしょう。
しかしこのワークフローには落とし穴がいくつも存在します、代表的なのが更新作業に手間取った挙句、管理台帳への反映が遅れたり、間違った情報で更新したり、あまつさえ反映そのものを忘れたりします。少なくとも私はそうですから、この文書を手にとった方にも何割かいることを期待します。
ここで考えてみます、管理台帳の更新を各サーバが現状に合わせて自動で行なってくれたら、また更新された管理台帳の情報を各サーバが直接参照でき、利用することができるなら? そしてもう一歩、管理台帳の情報にサーバの方から合わせてくれたなら。
管理台帳を編集することで管理対象のサーバはそれぞれが台帳に書かれている通りのふるまいに役割を更新し、サーバ同士で役割を確認し合うことで変更を追従し、結果=現状を管理台帳へリアルタイムに反映することができます。
もちろん商用のシステム管理ソリューションにはワークフローの問題を解決する優秀なソフトウェアがいくつか存在します、代表的なもので IBMのTivoli、 Microsoft(R) のActiveDirecotory(™) などが挙げられます。
そしてOpen Source Project にも強力な構成管理フレームワークが登場しています、その1つがこの文書で取り扱うChefです。Chefは今日も活発に開発が進められており、より沢山のプラットフォーム、概ねあらゆるシステムに対応すべく日々進歩しています。本文書ではその中でも構成管理の要であるChefServerを中心に解説していきます。
まえがきはここまでです、さて続きを書いていきましょうか